ジョン・タイター(John Titor) は、2000年にインターネット上に現れた、2036年からやってきたタイムトラベラーを自称する男性である。自分を1998年生まれだとした。
男性はジョン・タイターと名乗り、複数の掲示板やチャットでのやりとりを通じて、タイムトラベルの理論や自身のいた未来に関する状況、未来人である証拠などを提示していった。
初めての書き込み
2000年、アメリカの大手オカルト掲示板に突如「2036年から来た」という書き込みがされた。
彼の名はジョン・タイター。
その後約4か月に渡り、懐疑派や肯定派の雪崩のような質問に真摯に答えていく。
タイターが現在において高い人気と議論の的にされているのは、彼のタイムトラベルに関する理論や、未来に関する予言とも言える発言、さらに実際にアップロードされた写真が真に迫っているからである。
彼の名はジョン・タイター。
その後約4か月に渡り、懐疑派や肯定派の雪崩のような質問に真摯に答えていく。
日本では予言者として扱われることが多いが、タイターは予言者ではなく単なるタイムトラベラーにすぎない。
タイムマシンとタイムトラベルの方法
タイターの利用したタイムマシンは、乗用車に積めるほどの小型の機械で、ようするに「マシン」ではない。
タイムトラベル装置ともいうべきもので、これを乗用車などにセットし、ワームホールを利用してタイムトラベルする。内部では重力場が発生し、エレベーターで上昇しているような感覚を味わうという。
およそ10年の時空間を移動するのに、1時間ほどかかる。
タイムトラベル装置ともいうべきもので、これを乗用車などにセットし、ワームホールを利用してタイムトラベルする。内部では重力場が発生し、エレベーターで上昇しているような感覚を味わうという。
およそ10年の時空間を移動するのに、1時間ほどかかる。
タイムトラベルの話で必ず上がる「パラドックス」だが、
タイターの説明では「異なる世界線(パラレルワールド)の過去に移動するため、歴史が変わることはない」そうだ。彼自身、トレーニング中と、98年のこの世界線に来た時の計2回「自分」に会っているという。
また、タイムトラベルした先の空間と、現在の空間は全く同じ場所であることはありえない。
なぜなら、地球も太陽系も銀河も、宇宙を猛スピードで移動しているからだ。
タイターのタイムマシンには、この問題を解決するための装置が積まれており、
大雑把にいえば「空間座標を固定することによって、同じ場所に移動できるように」なっているらしい。
タイターの説明では「異なる世界線(パラレルワールド)の過去に移動するため、歴史が変わることはない」そうだ。彼自身、トレーニング中と、98年のこの世界線に来た時の計2回「自分」に会っているという。
また、タイムトラベルした先の空間と、現在の空間は全く同じ場所であることはありえない。
なぜなら、地球も太陽系も銀河も、宇宙を猛スピードで移動しているからだ。
タイターのタイムマシンには、この問題を解決するための装置が積まれており、
大雑把にいえば「空間座標を固定することによって、同じ場所に移動できるように」なっているらしい。
タイターの使命とは?~IBM5100の謎
なぜタイターはタイムマシンで過去にやってきたのか。
タイターのいた世界、つまり2036年のアメリカは、核戦争やそのあと起こった第三次世界大戦によって疲弊していた。
その世界において、急務とされているのが2038年問題への対策である。
それには、故障してしまった古い時代のコンピュータシステムの解析と修理が必要であり、そのために、内部に特殊な翻訳装置のついているIBM5100というパソコンを入手しなければならなくなった。
(ちなみにIBM5100のこの特殊な機能については、タイターの書き込みによって初めて明らかになったことである。一部の技術者以外は知らなかった)
タイターのいた世界、つまり2036年のアメリカは、核戦争やそのあと起こった第三次世界大戦によって疲弊していた。
その世界において、急務とされているのが2038年問題への対策である。
それには、故障してしまった古い時代のコンピュータシステムの解析と修理が必要であり、そのために、内部に特殊な翻訳装置のついているIBM5100というパソコンを入手しなければならなくなった。
(ちなみにIBM5100のこの特殊な機能については、タイターの書き込みによって初めて明らかになったことである。一部の技術者以外は知らなかった)
IBM5100を入手するため、タイターは2036年から1975年へとタイムトラベルしたのである。
尚、タイターの父はIBM5100の開発に携わった技術者であり、それが理由でタイムトラベターとして大抜擢されたのではないか、という見方もある。(過去の父と接触をしやすい)
任務を果たした後、タイターは「個人的な理由で」98年の「この世界線」にやってきた。
そして、家族と2年ほど過ごした後に、インターネットに書き込みを始めたという。
最後の書き込み
タイターは、最初の書き込みから約4か月後の2001年3月に「予定の任務を完了した」との言葉を残して書き込みをやめ、現在は消息を絶っている。
また、2003年に アメリカで発行された、タイターの発言ログをまとめた書籍
「JOHN TITOR A TIME TRAVELER’S TALE」にはタイターの母親を
名乗る人物から寄せられた手紙や、彼女からタイターに関する
全資料を受け取った弁護士の話などが掲載されている。
また、2003年に アメリカで発行された、タイターの発言ログをまとめた書籍
「JOHN TITOR A TIME TRAVELER’S TALE」にはタイターの母親を
名乗る人物から寄せられた手紙や、彼女からタイターに関する
全資料を受け取った弁護士の話などが掲載されている。
母親を名乗るこの人物は、ジョン・タイターが自分の息子であることは否定していないものの、平穏な生活を送りたいとの理由から彼との関係の一切を断ちたいと語っている。
すでに実現されたとされる予言
・イラクが核兵器を隠しているという理由で
第2次湾岸戦争が勃発、核兵器は発見されない。
→2003年にイラク戦争勃発。核兵器も見つからず。
第2次湾岸戦争が勃発、核兵器は発見されない。
→2003年にイラク戦争勃発。核兵器も見つからず。
・アメリカ国内にも狂牛病が発生する。
→2003年12月ワシントン州において狂牛病第1号が発見。
→2003年12月ワシントン州において狂牛病第1号が発見。
・中国人が宇宙に進出する。
→2003年10月中国初の有人宇宙船「神船5号」打ち上げ。
・新しいローマ法王が誕生する。
→2003年10月中国初の有人宇宙船「神船5号」打ち上げ。
・新しいローマ法王が誕生する。
→2005年4月パウロ2世が死去、新たに第265代法王ベネディクト16世が選出。
・アメリカの内政悪化(イラク戦争やハリケーン
被災者救援対策の遅れから、アメリカ内政悪化)
被災者救援対策の遅れから、アメリカ内政悪化)
→2005年8月末にアメリカ南東部を「ハリケーン・カトリーナ」が発生。
・IBM5100は、APLやBASICが普及する前に書かれたIBMの
プログラミング言語も解読できる事が判明する。
・IBM5100は、APLやBASICが普及する前に書かれたIBMの
プログラミング言語も解読できる事が判明する。
→IBM社元エンジニアのボブ・ダブック氏のインタビューで、
この事実を認めており、ジョン・タイターが、この極秘情報を
どうやって入手したのか不思議がっていたとの声も。
この事実を認めており、ジョン・タイターが、この極秘情報を
どうやって入手したのか不思議がっていたとの声も。
今後起こるとされている予言
・西側諸国の情勢は極めて不安定になり、中国の拡大を進めてしまう。
・2015年以前 日本、台湾、朝鮮の中国強制併合
・2015年に世界戦争が起こり、30億人近くの人が死んだ。
・2020年 地球上の国の殆どが、社会主義国家になる。
・2034年 タイムマシンが実用化。
→CERN(欧州原子核研究機構)でタイムトラベルの
基礎研究がまもなく始まるとも予言したそうです。
基礎研究がまもなく始まるとも予言したそうです。